ストーリーを殺すテクニック11「Being original」

「Being Original」の例

赤ずきんが家の扉を開けると、1トンのスパゲッティがアタックしてきた。

赤ずきんは木々の中を動く灰色のものに気付いた。その瞬間、彼女は16世紀にタイムワープした。

「Being Original」とは

「Being Original」とは「独創的」になるということです。「独創的」という言葉は、普通は良い意味で使われますね。個性的でありたい俳優にとって、うれしい言葉でしょう。しかし、「独創的」は意図的に作り出すものでしょうか？

「Being Original」とは、「独創的」を作り出そうとして、誰もが思い描く「ステレオタイプ」になってしまうことです。

本当の「独創的」とは？

では、どうすれば「独創的」になれるのでしょうか？それは「普通」の自分であることです。人は元々違っていますから、「普通」の自分で表現すれば、結果的に「独創的」になるのです。

参考文献：Impro for Storytellers（Keith Johnstone著）