誰に対してなのか?
『話すのが苦手』を分解すると
「話す相手」で分けることもできるみたい。
例えば、子ども同士で話すのは好きだけど、大人に話すのが苦手。
これはたくさんいるんじゃないかな?
まねきねこのゆういちも子どものころは
親や先生などの大人と話すのは苦手だったんだって。
ゆういち
「大人に何を話せばいいかも分からないし
上手く話せないとすぐに怒らせてしまう。
大人と話す時は怒らせないようにといつも気を付けていた。
本当のことを話して怒られるくらいなら
ウソをついてきげんを取ったりもしていたなぁ。
今でも時々、年上の人と話す時は
目の前の人が初対面でも、怒られた時の記憶がよみがえって
『この人にも怒られるんじゃないか?』って心配になることがあるよ。」
子どもが大人と話すのって実は難しいと思う。
きみが『話すのが苦手』と考えている中の一つに
『大人と話すのが苦手』が含まれるかもしれない。
でも、だからといって、 100%『話すのが苦手』 って
わけじゃないんだと思うんだ。
では、考えてみよう。
誰に(どんな人に)話をするのが好き?
誰に (どんな人に) 話すのが苦手?