もう少し考えてみよう。
さて、本当にそれだけでいいのかな?
まだ半分しか考えていないことに気づいた子はいるかな?
『話せるとこんないいことがある。』はやったけど
『話せるとこんな残念なことがある。』はまだだね。
『話せないとこんな残念なことがある。』はやったけど
『話せないとこんないいことがある。』はまだだね。
さっきは『話せることがいいことだ。』という考え方だったけど、
今度は『話せないことがいいことだ。』と考えてみよう。
その実験をすることで何が分かるかな?
話せるとこんな残念なことがある。
話せると、こんな残念なことがあるんじゃないかな。
・勝手に期待されて、上手くいかなかったら、勝手にガッカリされる。
・責任のある役にされる。
話せないとこんないいことがある。
話せないと、こんないいことがあるんじゃないかな。
・期待されていないので気が楽。
・責任を問われなくて済む。
・初めから話さないので、話して失敗することがない。
こんなふうに考えてみたけど、他にもありそうだよね。きみは何が思いつく?
では、考えてみよう。
エラー: コンタクトフォームが見つかりません。
分解すると分かってくる。
どうだったかな?
話すのが上手くなりたいけれど、
そうなるとまた困ったことが起こって、
いいことばかりじゃないみたい。
自分の中に「話すのが上手くなりたい自分」と
『話すのが上手くならなくてもいい自分』の2人がいるのかも。
この2人の自分とどう付き合っていくのかが
上手くなるカギの1つなんじゃないかとぼくは思ったよ。
PAOでは、こんなふうに1つのことを分解して考えていくこともするよ。
そうすることで、理由が意外な所にあることが分かったり、
ムダに落ち込んだりしなくてすんだり、
問題が解決していったりするんじゃないかと思う。
楽しみにしていてほしいな。
では、次へ行こう。
次は…
「『苦手』の正体は何だ?」