「ユニバーサルサービス」とは?
街を歩くと、お年寄りや障害者の方が使いやすいように配慮された建物や品物を見かけます。 たとえば自動販売機やエレベーター。下の方にボタンがあったりして、車椅子に乗っていてもボタンが押しやすくなっています。このように年齢や障害などにかかわらず、最初からできるだけ多くの人が利用できるようになっているデザインをユニバーサルデザインといいます。
ユニバーサルサービスとは、お年寄りや障害者の方だけでなく、子ども、病気の方、妊婦さん、 外国人など、あらゆる人に対して公平な情報やサービスを提供することです。いくら建物はユニバーサルデザインであっても、対応が悪ければ台無しです。一方、建物にバリアはあったとしても、人の対応がよければとても気持ちよいものです。 エレベーターの設置や点字ブロックの設置は費用もかさみ、どんどん作るわけにもいきません。 そんな中でユニバーサルサービスは、費用もかからず今からでも取りかかれるサービスです。
お店に行って不快な思いをしたり、または店員としてどう接してよいか分からないという経験をした事のある方もいらっしゃるかと思います。 そんな場面であなたも気持ちのよい対応ができるように、ユニバーサルサービスを理解し身に付けておきましょう。
「ユニバーサルサービス研修」開催しました。
愛知県安城市にてユニバーサルサービス研修を開催しました。
第一部は講座、第二部はインプロを使った参加型体験学習を行ないました。
講義のみの研修では、参加者の日常に活かすことは難しいと感じ、
実際に「体験」することで各人に気づきが芽生え、日常生活に変化が起こると考えています。
日程 2009年11月22日
会場 安城市文化センター 大会議室
講師 小林晶子(全国ユニバーサルサービス連絡協議会 理事)
仲野雄一(特定非営利活動法人まねきねこ理事長)
主催 特定非営利活動法人まねきねこ
助成 愛・地球博開催地域社会貢献活動基金
後援 愛知県教育委員会・安城市・安城市教育委員会・安城市社会福祉協議会ボランティアセンター