私は、子どもと接することが苦手でした。
いえ、「キライ」だと公言していました。

しかし講座で子どもたちと接するうちに、上記のような感情は、
いま目の前にいる子どもに対する気持ちではない!
子供時代の私の気持ちだ!と思うようになりました。

私はいわゆる「女の子グループ」からはみ出した存在でした。
辛い思いをしたのも一度や二度ではありません。
私はワークショップを行ううちに、「子どもが苦手」なのではなく、
「女の子グループが怖いのだ」と気づきました。

今、私は大人です。
その私が、仲間外れをする女の子を怖がっていたのです。
恨んでいたのです。
きっと講座中の私はその感情にフタをしきれず、
おかしな笑顔をしていたことでしょう。
隠し切れずに、何かしらの悪意をぶつけてしまっていたかもしれません。

私は「このままでは子どもたちの心を傷つけてしまう」
と危機感を持ち、心理学を学び始めました。

「世話をし過ぎてしまう・・・」「イライラしてしまう・・・」
それは、子どもの頃の自分の悲鳴かもしれません。
まずは気づくところからはじめてみませんか?
少人数制なので、自分に合った形をみつけられますよ。
お会いできるのを楽しみにしています。

中和沙世子