子どもと接する方のためのカウンセリング心理学

「子どもと接する方のためのカウンセリング心理学」を開催いたします。

気づいていますか?
~あなたが子どもの中に見ている姿は、あなた自身の姿なのです~

子どもたちと接するときに上手くいかないと感じているあなた。
そのためにいろいろな方法を学んでいるのになかなか上手くいかないとしたら、
それは問題が子ども側にあると思っているからかもしれません。

この講座で目指すのは、まずは自分の中で抱えている昔からの問題に気づき、そこに向き合い行動し、
その上で子ども達と親密な関係を築ける自分になることです。

この講座では毎回課題をプレゼントします。
講座の間の一週間も大切な行動するための時間。

そのために学ぶこと。

◎交流分析
一見良さそうな関わりは実は子どもの成長、自発性を止めてしまいます。
指導者が抱えている悪い交流パターンは直さないと子どもに悪い影響を与えてしまいます。
指導者は適切な交流で関わり、子どもの抱える交流パターンや脚本を把握し健全な状態へ導く必要があります。

◎インナーチャイルドセラピー
日本人の半数以上はアダルトチルドレンだと言われています。
指導者がインナーチャイルドを抱えたまま子どもと接すると、共依存関係を作ったりして子どもの健全な成長を妨げてしまいます。
指導者がアダルトチルドレンを解消し、子どもと適切な関わりを持つことにより、子どもの心理状態を健康的に導くことができます。

◎Iメッセージ
相手の行動に良いとか悪いとかの評価をせずに「自分はこう思う」と自分の気持ちを表現できる方法。
主語を「私は」にすることで 相手やその時の状況について自分はどう感じているかを正直に相手に伝えられます。

講師 中和沙世子(NPO法人まねきねこ)

中和沙世子保育園、幼稚園、小学校、教育委員会ほか、劇場および海外など、全国のこどもを対象に公演活動をしている児童演劇専門劇団にて公演活動を行う。 2007年より「まねきねこ」にて、役者、講師、カウンセラーなどで活動中。

一級心理カウンセラー  アートセラピスト  交流分析療法士
コミュニケーションインストラクター  インナーチャイルドファシリテーター ワンセルフカード認定トレーナー

講座の日程

7月7日 効果的な学び方(ジョハリの窓など)
7月21日 傾聴、Iメッセージ
8月4日 アクティブリスニング・コミュニケーションを阻む12の障害
8月18日 フォーカシング
9月1日 発達心理学
9月15日 交流分析①構造分析
10月13日 交流分析②交流パターン分析
10月27日 交流分析③ゲーム分析
11月10日 交流分析④脚本分析
11月24日 防衛機制
12月8日 インナーチャイルドセラピーワーク①
12月22日 インナーチャイルドセラピーワーク②
1月12日 アートセラピー
1月26日 共依存関係
2月16日 共依存関係からの回復
2月23日 家族療法
3月1日 サイコドラマ①
3月8日 サイコドラマ②
3月15日 効果測定、今後のビジョン

開催概要

日程・時間 2015年7月~2016年3月の9か月間 全19回 火曜日19:15~21:15
※単発受講は不可です。
会場 愛知県産業労働センター ウインクあいち(名古屋駅徒歩2分)
定員 16名。先着順。
※たくさんのご応募をいただきましたので、30名まで定員を拡大しましたが、 7月1日、満員になりました。ありがとうございました。 
料金 子どもゆめ基金の助成により無料開催。
主催 特定非営利活動法人まねきねこ
後援 愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会
助成 子どもゆめ基金
お申込み この講座の募集は終了いたしました。たくさんのご応募ありがとうございました。また来年度の開催をお楽しみに。

昨年度の参加者の声

子どもと関わるボランティアに参加する準備として受講しました。
受講する前に困っていたことは、「自分がどう思われているか怖い」
「自分の気持ちよさに走り、相手を正確に見られない」ということ。

そうだった私は変わりました。

Iメッセージが使えるようになってきた。
コントロール欲が弱まった。
自分で自分に肯定的な言葉をかけられるようになった。
相手に対してどーこー不満を持つより、
自分がどうしたいのかを考えられるようになった。
(50代 女性 学童保育所職員)

我が子との関わり、不登校などのヒントを得たい、成長したい、
自分にも役立てることがあるのかな、という気持ちから受講。

受講を重ね、自分の本当の気持ちや相手との距離の取り方など、
気持ちの整理がしやすくなった。

家族とは向き合って話す事が大切、
今まで流してきた(どーせ言っても変わらないと思っていた)ことも、
必要なことはしっかりと話し合うことができてきた。

講座は具体例が身近で解りやすかった。
逢いたい!話がしたい!そんな素敵な女性に自分も一歩一歩近づいていけるといいな。
(30代 主婦)

ルールを守ることができない、自分の怒りの感情を上手にコントロールできない子がいたので、
どのように関わったら良いか悩んでいた。

私は発達障害を持つ子、勉強が苦手な子、心が不安定な子がいるとすごく気になっていた。
受講する中で「なぜなんだろう」と考えた時に
「私自身が自分に自信が持てず、悩んでいるからなんだと気づけました。

子どもたちを何とかする前に、自分自身が変わらないと、と思いました。
今は、子どもの話をきくときに共感的に聴こうと改めて思い、実践中。
以前は私は、話し合いの場で自分の意見を言うのが苦手で、
他の方の話をきくばかりだったけど、自分の意見が言えるようになってきた。
(20代 女性 小学校教員)

自分の事がもっとわかるようになりたかった。

最初は自分が本当に食べたいものすらわからなかった。

まずは、自分の欲しいもの、食べたいものを、
自分の中の子ども(インナーチャイルド)と少しずつ話せるようになってきた!

講座が終わって思うのは、自分の事を自分で選んだり、
「責任」を持つという意識が芽生えました。

この講座を受けてなければ、妹となんでケンカになるのかわからないままだった。
(20代 男性 会社員)

申し込む前にも心理学を学んでいました。
解決していそうで解決していないことがあり、
座学だけではなく実技をたくさん取り入れるという
この講座を受けようと思いました。

私自身自己主張ができないとずーっと悩んでいました。
この講座で一番「そうだ!」と思ったのが、
自分の気持ちをIメッセージで伝えるということ。
(知っていたと思っていたが身についていなかった)

今、このやり方で人とコミュニケーションを取ると、
自分の心がすっきりして満足感が得られ、自分の存在を感じています。

自分が共依存だということにも気がついた。

私の変わったところは、自分を大切にできるようになったところ。
自分が何をしたいのか、他人と比べてばかりであった私の中にあった考え方の囚われから開放されつつある。
(70代 主婦)

学童で働きはじめて「子どもとうまく付き合っていきたい」と思っていた時に
チラシを見つけてすぐに申し込みました。

この講座で勉強したことを学童で使ってみたりもしたが、なかなかすぐには発揮できず、
自分を振り返り、過去を振り返るこの講座がずいぶんつらい時期がありました。

今までの自分は「インナーチャイルド」を知らなかったので、
「今どうしたいの?」「悲しいの?」「つらいの?」と自分と対話することもなく、気づきがなかった。
でも、年が明けてからの講座で「自分で決めることの大切さ」がズシンと重く自分の中に入りました。

今まで「自分で決める事」ができなかったけど、「自分で決めるようにしよう」と決め、
少しずつ努力をすると、なんとなく決めれる事が増え、それによって自信が持てるようになってきました。
つらい講座の時期を乗り越え、今は自分でなんとかできる気がしています。
(50代 女性 学童保育所職員)

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