演技で「感情を開放できない」という方が多いです。普段の生活で感情を抑えているので、演技の際に急に感情を出すことができません。感情を開放できないのは、そこに恐怖があるからです。

演技で一旦感情を開放してしまったら、普段の生活でも抑えきれなくなってしまうのでは?

日常生活に支障をきたしてしまうのでは?

せっかくレッスンで感情を開放できても、また感情を抑える日常生活に戻り、一週間後のレッスンではまた感情を閉ざしている・・・。

逆に、レッスンで感情を開放できたことをきっかけに、周りとトラブルを起こし始める人もいます。

腹が立ったので携帯を真っ二つに折ってやりました!以前はできませんでしたが、ここで学んだおかげでできました!

と嬉しそうに報告してくれる人もいましたが、それも間違っています。感情がコントロールできていません。

感情表現が適切にできないと、演技ができないだけではなく、共演者や監督、スタッフ、マネージャーとも上手く人間関係を作っていくことができないでしょう。感情を抑えるか、バクハツさせるかしかない。ではなく、「感情を抑えず、ぶつけず、相手に伝える方法」が必要です。

1963年にアメリカの臨床心理学者トマス・ゴードン博士がはじめた親教育プログラムの中の一つ「Iメッセージ」を行なうことでそれを解決できると考えています。