「それは一体誰に向けられているか?」

ゆういちさんの稽古で
気づかされることが本当に多く
日々の暮らしの中でいろいろ
考えさせられます。
そして少しずつ使わせて
いただいていますm(_ _)m

ゆういちさん
みんなが芝居しやすくなるように
どんどんその道具や武器を
渡しているんだけど何故か?
渡せば渡すほどみんな
が窮屈になっていっている。

もっと自由にやったらいい。
もし、自分の言いたいことが
言いきれていない「その時こそ」
枠を超える、ルールを無視しても
それをやったらいいチャンス!

私は木です。
そこに1つのテーマが
流れているかどうか?
人がその後入りにくいとしたら
そのメッセージがあいまいで
あるいはちぐはぐである。
どこに向けられているのか?
誰に向かってそれを言っているの?
ただ作業としてやって
いるように思える。
本当に何かを伝えようと
していたら自然にもっと
面白くなる。面白い見所は
たくさんある。

イエスレッツ!
これはできていると思っていて
本日はあまりできていない
場合が多いとゆういちさん。
私もここはまだあまり
深まってない(-_-;)ただ相手の
表情を見るようにしている。
見て、自分が相手に何を
言いたくなるか?
プレゼントしたくなるか?

エクステンドアドバンス!
それでどんどん内容が
深まっていくといい。
質問されていない事
は言えない。
問いかけが良いと深まる。

ここまでやっていて
ふと最近の自分の役の入り方に
ついてギモンが浮かんだので
ゆういちさんに質問します。
「最近の自分は自分自身が
役の中にだいぶ入っている。
それは自分のキャラクター
そのものなんだけど
話を作り話して、自分と
言うものはどれくらい
はめ込んでいくべきなのか?」

ゆういちさん
「そうだね、全くそれが
自分自身、その人そのものが
出てきたとしたら、観客は
それはあまり見たいとは
思わないだろう。私たちが
やっている演劇は舞台芝居とは
違って切り替わる。
その瞬間瞬間に役作りをして
どこまで作っていけるかが
面白い、観客が見たいところ」

2人芝居
テーマの重要性を
ゆういちさんが説明してくれる。
自分でストーリーを
作りすぎるのはやめよう。
それは実現不可能
お客さんがついてこれないから。
相手のアイデアを
もらったらいい。
みんな盛り上がった
エキサイトした場面が苦手で
収めてしまう。
もっとそこを続けていったら
いいのに。もしかしたら
そこから何かアイディアが
生まれるかもしれない。
あるいは何もアイディアが
生まれなくても
盛り上がって終わるだけでもいい。
盛り下がったところで
大抵「パフ‼(*゚▽゚*)」となる。

1人で自己紹介
ストーリーを作るのではなく
まずは自分のことを
キャラクターをしっかり作っていく。
みんなこの材料が
全然足りない。だから
すぐにストーリーの展開に
困ってしまう。

1人で曲に乗せて自己紹介
休憩中に歌が上手い下手とか
言う話をしていたら
雄一さんがじゃあ「その流れで」
曲に乗せて自己紹介を
してみましょう‼おー楽しそう(*゚▽゚*)

曲に乗せると思考が
少なくなるような気がする。
体も自然に動き出すし
私はこれとっても好きです。

ゆういちさん
「こういちがどんな風にすると
役に入りやすくなるか
だんだんわかってきた。
動きから、かがんでみたり
表情を変化させてみたり
そういうところから入ると
面白い役作りができるのではないか?」

ここで終了
一足お先に今日も失礼いたします。

自由とテーマと言う
言葉が取り上げられ
自分でもそれを考えています。
自分が相手を喜ばせてやろう
もっと楽しませてやろうと言う
アイディアを持ち寄る事と
普通であると言う事

それは共存するものなのか?
まずは自分と言う、
自分の普通と言うものについて
とても興味深く
観察をしていくべきではないのか?

そして思ったよりも
「自分のことは」
自分でよく知りすぎていて
本当に自分と言うものを
等身大の自分で
眺められていないのかもしれない。

自分自身が自分の親で
あるかのような
いつも足りないところ
ばかりを探しているような
それはある意味
過剰な欲とも言える。

その人自身が持って
いるもの以上のこと、
ものを期待する心
自分が知らない答えを
求める心

今自分の持っているもの
目の前の相手を人を
信じられないとすれば
ともに舞台に立っていた
としても1人であると思う。

インプロとは
天から降ってきたアイディアを
自分に表現させると言うような
ものでは決してなく
それは健気なほど
私たちがいつも見逃している
目の前の景色を、とても大切な
物事を見せようとしており
今そこに存在していることを
尊重させようと言う愛でもある。

それは決してその人の
持っていないものチカラを
引き出すような奇跡の技では
ない。「そのかわり」
その人自身すらも忘れていた
今備わっているもの
そしてその人が手が届くもの
そこに全てが詰まっているのだと‼
教えてくれている。

今日は長いですよ〜(*^o^*)
続きます‼