2018年7月15日、本大好き作戦!in名古屋もスタートしました。
第1回目の様子です。

あらしのよるに


「あらしのよるに」木村 裕一・あべ 弘士

どんな本を読むのか。それは自分の好きな本。この本がどれだけ面白いか、それを聴き手に伝えられたら、本の面白さに気づくきっかけになります。本の内容だけではなく、自分の情熱も一緒に伝えたいと思っています。私なら、こんな声で、こんなテンポで、こんな世界観で読む、さよが想像する「あらしのよるに」をお届けしました。楽しんでもらえたらうれしいです。

名前コール

自分の名前を他のみんなに大切に呼んでもらえる。相手の名前も大切に呼ぶ。
そうすることで、安心して表現できる場をみんなで作っていきます。

やさいのおなか


「やさいのおなか」きうち かつ

自分が思ったことを、みんなの前で声を出すことは勇気がいります。「間違っているかも」と思った時、それでも「自分はこう思った」ということを声に出してほしい。それで当たっていたら嬉しいし、間違っていたとしても思いっきり悔しがって楽しめる。失敗することを怖がらずにチャレンジする練習を、抵抗が少ない形でこっそり始めていきました。

なつみはなんにでもなれる


「なつみはなんにでもなれる」ヨシタケ シンスケ

なつみの創造するクイズはちょっと面倒くさいけどとても楽しいものです。それを当てるお母さんとの関係も微笑ましい。本を聴いて「面白そう!やってみたい!」と親子で思えたら素晴らしいですね。

この本を読んだあとに「ナイフとフォーク」というインプロのゲーム(自分のやりたいものを身体で表現する)をしました。私の工夫としては、このゲームをアレンジして、絵本に近づけた当てっこゲームにしたこと。そして、表現するものを何でもないものではなく「自分の好きなもの」など、自分に近いお題で行なったことです。保護者の方が昔の自分のことを思い出して表現したものを子どもが当てる。子どもたちは、とても楽しんでいましたね。

ねえ、どれがいい?


「ねえ、どれがいい?」ジョン・バーニンガム

この日のテーマは「自分が何が好きで、何が嫌いかに気づき、それを表現できること」
最初は好きなものに手を上げるところから。大きな声で言うところまでできて嬉しかったです。
その後、「カテゴリゲーム」というインプロのゲーム(自分に当てはまるものを手を上げて発言し、同じ人が集まる)をしました。自分が「○○が好き」をみんなの前で言うのは、怖いことです。自分の好きなものが否定される可能性があるからです。でも、人が集まってきても集まらずに一人だったとしても、みんなで楽しく安全な場として遊びあえたことがよかったです。