今日の稽古の感想を書いていきますね。

今日はストーリーを殺す
テクニックの後半部分を学びました。
ゆういちさんが1つずつ補足の
説明を付け加えてくれている中で

私があーこういうことだったんだと
自分のパターンを気づかされたのは
13. Gagging

14. Comic exaggeration

ですこれは自分の演技の下手さを
知られたくないために
ギャグを織り交ぜたり
コミカルに振る舞ったりすることで
その判断基準をうやむやにすること。

俺、コレ無茶苦茶やってるわ( ̄▽ ̄;)
日常フル活用してるわ(・_・;

これは日常みんながやっている癖を
そのまま表記したものだとも言える。

「演技」を他のものに置き換えてみると
本当は向き合わなければならない
大切な事をうやむやにしたり
他人にその判断をさせないために
こうやって私はごまかしている。

うすうす気づいていることを
やめられないでいることを
このきっかけでやめようと思う。
「こういうことを」学ぶために
少しずつ変えていくために
私は演劇をやっている。

テクニックは全部で17個あり
すべてうなずけること
ばかりなのですが
これにとらわれて過ぎしまうと
何もできなくなってしまう。

これをお互い気づければ
いいね〜(^∇^)
とさよさんは言われます。

そうですね〜良い仲間と
言うのはただそのまま気づきを
お互いに伝えることによって成長出来る。

「ワンワード」

素のままでやると
全然テンションが上がらない( ̄▽ ̄;)
お互いエネルギー落とさないように
しないと本当にこのゲームはつまらない。

ただしそれが軌道に乗ってくると
このゲームは俄然面白くなってくる。

その勢いをつけるために
お互いの同じ分量位のエネルギーを
自分の意志、発意によって出していく
作業がどうしても必要になる。

それを制限と考えるのか?
「あまりにも自由すぎると
と自由になれない、楽しくない」
ともゆういちさんは言いました。
自由と言う本当の意味に
ついてもう一度考えてみるべき。

このゲームはどうしてもポジティブに
なれない時はネガティブに
もっていくこともできる。
ただしネガティブに進む場合の
エネルギーは落とさず
中途半端に浮かびあがらず
どんどんどんどんネガティブに
落ちていくことが注意点。

その後、1組ずつ前に出て
みんなの前でワンワードを演技する。

自分や他の人の良いところや
改善点を見ていくうちに
だんだんこの一言だけを
置いていく。そこに想いを込めていく
と言う面白さが分かり始めてきた。

2年やって私は初めて
ワンワードと面白さが
分かり始めてきたのかもしれない。
この長さはひとえに私の
素直でないところから
来ているのですが(・_・;

ワンワードは何のために
やるのか今まで
私は正直よく分かって
いなかったのですが

ゆういちさんの話を聞いているうちに

「自分1人では届かない世界に行くこと
一言だけでは
どうしても自分の制御が効かない世界に

そしてそれを禁止として
自分に課すのではなく
「好き」になれれば

気を合わせる
呼吸を合わせると言う事
目に見えないことではあるが
確かにそれはアル。
それを身にまとうことができる
アーティストはそれができる。
だから価値がある。

アイデアが出てくる側から
捨てていくことで
自分をまっさらにして
舞台に立つこと。」

この説明はおそらく
私は何回も受けていたと思うのですが
今日はとてもそれが素直に
耳に、心に入りました。

人と人そこに集う価値
我々がここに集まっている意味
全てはそこにあるのだと。

さよさんが言った言葉も耳に残ります。

「ほんのちょっと伝え方を変えるだけ
自分の中でただ出したということに
加えてそれを伝えようと言う意志を
加えるだけできっと全然違う演技になる」

自分の想いを出すと言う事と
それを相手に届けたいと言う行為は
別ものなのだと
はっと気付かされました。

エネルギーの高さを出していくのは
相手とより良い関係を作りたいと
言う自分の意思表明なのだと

ずっとそれを出し続けなければ
いけないわけではないけれど
最初にそれを自分から
相手に示していくこと
周りに示していくことと
言うのがこの世界に
対しての私たちの
最低限のマナーであると言う事。

とても学びが多い時間でした。
今日もお先に失礼いたしましたが
11月の公演までの間
まだまだ磨きをかけていきますよー(*゚▽゚*)

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