昨日稽古でゆういちさんが

言われた事の中で
もう一つの気づきがありましたので
書き留めておきます。

ゆういちさん
「例えば、お題を3つ出して
「すぐその場で」
ショートストーリーを作り
演じると言うこと。
それはただ短い時間で準備をして
その準備不足のまま
それを披露したと言うことに過ぎない。
それは、即興とは全然違う。」

さよさん
「あー!それ1番面白くないやつ」

そうなのですね( ̄▽ ̄;)

ここも勘違いをしていました。
即興に頭の回転の速さは
役に立つと思い
思考から言葉へ
いかによどみなくつなげる
ことができるか?
が重要な要素を占める
と思っていました(´・ω・)
それは自分の強みだと‼

…いや実は薄々は気づいて
いましたよ、私は。
本当に‼
だってモヤモヤするんだもん。

頭から出てくるストーリーで
強引に無理矢理、終わらせも
私1人だけが力んでいて
1人また1人とストーリーから
降りていき
そして誰もいなくなる(´・ω・)

「いいさ!どうせ俺のことなんか
誰にも理解できるわけねーんだ。
俺は1人で充分‼あー楽しい笑い泣き」

…と自虐的、アダルトチルドレン感
を丸出しにしながら

私はいつもうそぶいておりました。

それはあくまで準備したもので
あったのですね( ̄▽ ̄;)
即興ではなかったのですね( ̄▽ ̄;)

もっと早く気づいていれば(´・ω・)
人生をだいぶ遠回り
してしまいました。

これを理屈で考えていくと
いくらその考える時間を
極限まで短くして
多くのアイデアを出したところで

それは同じ。思考からのアイディア
では人とつながる架け橋にはならない。

その空気感から
相手が持っているものから
ライブでフォーカスすること。

これをするにはだいぶ集中力が必要
余計な思考で気持ちが乱れていては
目の前のものがよく視えない。

事前に準備するという行為は
少しも相手に安心を
与えるものではなく
ただ自分自身を少しでも
安全な立場におきたいと言う
自己防衛の表れ。
即興演技においては
準備をしないことが準備。

この違いは今まで本当に私の中で
曖昧でしたが
今回くっきり明確になりました。

演劇にかかわらず
他者と本当に大切な話をする
場面ではいつもそうあるべき。

準備をするということが
相手が自由に
振る舞う機会を奪う

私はカウンセリングを
昔勉強しておりましたが
思えばその時もいつも
私は「準備を」しておりました( ̄▽ ̄;)

それは本当にどんな時も
相手に寄り添い
ついていくと言う
準備をするはずが

いつも本番になると
自分の相手に対して抱いている
分析や期待や想いを
こんなに想っているんだよ‼
と相手に分かってもらう為の
痛々しい行為でありました。

いつも私は論理を
自分のために使っている
演劇においても結果的に
そうなっている。

当時私はとても悔しい
思いをしましたが
時が過ぎ、きっと自分が
成長していると思っていました。
しかし、人というのはそう簡単に
変われないものなのですね(´・ω・)

ずっと昔から目に見えないものを
信じると言う事をやって
生きていたはずなのに
それを信じるだけの
「根拠を」多くの人に
見せてもらってきたはずなのに

今までの延長線上で行くのではアカン(>_<)

根本的に違う。

すべて限界までギリギリまで
捨てていくと言う行為を習慣にして
そこで自分のするべき行為
言うべきセリフを決める。

これが当たり前の環境を
自分の中で作っていくこと。
生きるルールをガラッと変えて‼

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