こんにちは。

ゆういちです。

ゆういち13歳

中学1年生。

この頃はもう女子とは遊ばず、男子とばかり遊ぶようになっています。

田舎なので、ヤンキーみたいな子が多いのですが、

ヤンキーともよく遊んでいました。

近所に空き地がありました。

そこにはプレハブがあり、

子どもがたむろって、

少年ジャンプなどを読んだりしていました。

ある日、また引っ越すことになりました。

同じ仁尾町の山奥から、浜の方の「サンシャインランド」の近くへ。

引越先は、あのプレハブ!

ジャンプとかが置いてあった場所です。

空き地にはプレハブが二つありました。

それを大工だった父が、2つのプレハブの間に

風呂とトイレと玄関と廊下を作り、

一つの家にしました。

そのプレハブに住んでいました。

2つのプレハブのうち、

1つは台所と僕の部屋として、

もう1つは僕以外の4人の部屋として

使っていました。

空き地に立っているプレハブですから、

やはり、いろいろな生き物が現れます。

僕が部屋で音楽を聞いていると、

壁の隙間から、ネズミが顔を出します。

僕が音楽を消すと、ネズミは帰っていきます。

また、ある日、ネコの鳴き声で目が覚めました。

ん?ネコ飼ってないのに?

僕が驚くと、ネコも驚き、

走って逃げていきました。

その後を追いかけていくと、

玄関の縁の下の隙間に入り、

外の物置の下から出てきました。

その当時、中学生だった僕は、

「こんな家に住むのは恥ずかしい。」と思っていましたが、

今となっては、父親が作ったその家に誇りを持っています。