こんにちは。
ゆういちです。
ゆういち5歳。
幼稚園に通いはじめます。
それまでは、家族や友だちといった小さな世界だったが、
幼稚園などに入ることで「他人が大勢集まる場所」に
入ることになります。
そこにはルールやマナーがあったりするのですが、
その枠からははみ出していきます。
というかその枠を理解できていなかったのだと思います。
幼稚園の制服にはベレー帽のような帽子がありました。
僕はそれが大嫌いで、かぶらずに帽子のゴムを持って振り回していたそうです。
ベレー帽の真ん中にピコっと短いひも?みたいな物が出ていて
それが特に嫌で、自分でそれをはさみで切りました。
幼稚園のクラス全員の集合写真では、
僕1人だけ帽子をかぶらずに写っていたそうです。
ここからは僕が覚えている記憶。
いつもはお弁当を持って幼稚園に行っていましたが、
ある日だけお弁当がない日がありました。
僕は母親にお金を渡されて、
お金を持っていったけれど、
結局買い方が分からなくて買えなかった記憶。
2、3歳の頃から絵を描くのが好きで
ずっと自分の好きな絵を描いていたんだけど、
先生だか、友達に「間違っている」的な事を言われ
何を描いていいか分からず、
隣の子の下手くそな絵をまねして描いた記憶。
たかが子供の絵なのですが。
「表現」には必ず「評価」がついてまわる。
それはいつでも「いい評価」ばかりではない。
親は無条件で自分を受け入れてくれる。
しかし、社会は、他人はそうではない。
このあたりから、僕の中に記憶されている
「内気なゆういち」がはじまったのだと思います。