まねきねこスタッフ さよです
2008年10月11日(土)、神戸市で開催されたユニバーサルデザインフェアへ行ってきました。
ユニバーサルデザイン(UD)とは、「みんなにやさしいデザイン」という意味です。 年齢、性別、文化、身体の状況など、人々が持つさまざまな個性や違いを越えて、一人ひとりがお互いに多様性を認め合い、はじめから、誰もが利用しやすいようにまちや建物、製品、環境、サービスづくりを行っていこうとする考え方をいいます。
会場は、市営地下鉄名谷駅前広場・須磨パティオホール 。
時間は10:30~16:00と聞いていたので、10:30過ぎに会場へ到着。
駅前広場での屋外イベントは11:00からだったので、まだ準備中のブースがいっぱい。
ここでは、市民・学校・事業者・NPO等の方々の取り組み発表(物販・展示等) していました。
まずわたしたちは、12月に神戸市主宰のUDワークショップでお世話になる方が手伝っているブースへごあいさつ
それから、UDスタンプ・クイズラリー(希望者・先着1000名)を始めました。
UDについてのクイズに答えながらスタンプを押していき、全部たまると、 パティオホール内に設けられたこうべUDカフェでケーキとコーヒーがもらえました。
おいしかったですよ
わたしたちは、いろいろなブースをまわり、いろいろ体験させていただきました。
子どもから老人まで楽しめる、ゲートボールをより簡単にしたような遊び。
身体が不自由でも遊べ、頭も使うおもちゃ。
身体にかかる負担を軽減させて、みんなが楽しめるスポーツ。
アイマスクをして字を書いたり、物の形を当てたり、視野欠損を体験できる眼鏡をかけて、周りを見たり。
目の不自由な方と一緒にするマラソンの説明を聞いたり。
UDうどんという、うどんにスリットが入っていて、箸が上手に持てなくても食べやすいうどんも食べました。
私はこのとき首を怪我していて右手がしびれていたので、このUDうどんのありがたみをとても感じました
愛知で、今バリアフリー事業をしています。
この先にあるのが、ユニバーサルサービスなのだと感じました。
建物、製品等の整備には、時間と費用がかかります。
でも、サービスなら今すぐに、誰にでもできるのです。
視覚障害、聴覚障害、肢体不自由、高齢などの方々をはじめとするあらゆる人たちが安心して暮らせる社会を作っていくには、まず一人ひとりがユニバーサルサービスを意識してしていくこと。
そしていずれは、意識せずとも自然にできている、そんな社会になっていったらいいな、と思います。
この第一歩として、「心のバリアフリー・シンポジウムin安城」に来ていただきたい。
まずは、障がいを持つ方と一緒に過ごす。それをきっかけにして、みなさま一人ひとりが、何かを心に感じていただけることが大切だと思うからです。
私は、誰かが教えてくれたことを頑張ってするのではなく、まずは「私はこれが面白い。これが大切だ。だからこれがしたい」という小さな種を、心の中で芽生えさせて行こうと思います。
インプロの考え方が、種となり、育てていく上での水や太陽になっています。
なので、インプロを通じてみなさまともバリアフリーを考えていけたら嬉しいです