こんにちは。
ゆういちです。
全4回のPAOが先日終了しました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
ふりかえって。
今回、PAOをはじめてやってみたのですが、
安城、名古屋ともに、
自分で言うのもなんですが
良い講座になったと思います。
安城会場。
名古屋会場。
天才が生まれる環境。
よい講座だったというのは、
僕のトークが良かったとかではなくて、
講座を受けた子達の成長が著しかったからです。
コメディアンのようにおもしろいトークができた子。
アイドルのようにかわいく、魅力的になった子。
まっすぐで、好感の持てる、応援したくなる子。
そして、なぜか、絵の好きな子達もたくさん。
いろんな子がいました。
そして、いろんな天才性を発揮した子達が続々と現れました。
これは、名古屋会場のモナカの描いた絵。
彼女の絵を使ってお話しを進めていきます。
PAOは、スピーチの講座なのに、
毎回、話す方ではなく、聞く方の練習をしたし、
どう聞いてあげればうれしいのか?
どんな聞かれ方をしたらイヤなのか?
について、けっこう考えました。
ただ、話が上手とかではなく、
相手の気持ちを大切にしたい。
お互いが話しやすいような場所にするために、
みんなで協力しました。
PAOの約束の5つ
①失敗してもOK!
②何度でもチャレンジしよう!
③うわさ話、かげぐちを言わない。
④いい形の競争をしよう。
⑤いい聞き手になろう。
これをみんなでやっていきました。
いろんな形の個性を持った子達が、
力を合わせて、大きな1つの塊になりました。
そして、みんなで話しやすい場を作りました。
前に出て話しても、誰も批判しないし、バカにしない。
自分が負けていることをごまかすために、
他の人のジャマをしたりしない。
お互いを応援し合って、
純粋に表現を楽しめる場所、
純粋に上手くなっていける場所、
それをみんなで作りました。
安心して、そこにいることができる、戦争のない安心できる場。
(安城は、途中、戦争が起きましたが、最終日には平和になりました。)
(↑この絵は、スイスだそうです。)
みんなで作った安心して表現できる場。
安心なので、のびのびと表現しているうちに、
天才性を発揮し始めた子達が現れました。
いい環境があれば、誰もが天才になれるのです。
逆にいうと、いかに普段、天才性を発揮しにくい場所になっていることか。
それも、お互いにやりにくい場にし合ったりします。
僕は、特別、何かを教えたわけではありません。
いい環境をみんなで作るように言って、
みんなが楽しめるような学び方をお伝えしただけです。
さよは、僕の言ったやり方でスピーチをしました。
お手本というより、さよが自由に好きなように話しました。
大人なのに、大人らしからぬ自由さで話した結果、
子ども達はたぶん「それでいいんだ!」と思って、
自由になっていったんだと思います。
そんな風に、自由に、自分らしく表現できたこと。
そして、才能を発揮し始めたこと。
みんなで協力して、いい場を作れたこと。
これが、今回の講座のとても良かったところです。
しかし、最終日に、前に出て発表ができなかった子もいます。
でも、それだけでは、測れないものがあります。
前に出なかったから、全く成長していない、というわけでもなく、
ペアで話す時にはよく話せている子もいたし、
絵で表現することができていた子もいました。
(この絵は、モナカ曰く「しゃべれない子」。口は閉じているのですが、頭から何か出ています。モナカの目には何かが見えたのでしょう。)
今回、すぐに結果が出なかったとしても、
PAOでの体験は、心の中に刻まれて、残っていくと思います。
そして、それは、自分でも気が付かないところに影響が出てくる事もあるでしょう。無意識の中に残っているのです。
そして、あるタイミングが来た時に、
つぼの中の物が飛び出してくるでしょう。
それまで、安心して待っていていいのだと思います。
僕たちは、今回のPAOで、子ども達から、いろいろもらいました。
子ども達のスピーチを聞きながら、
おもしろくて、普通に笑うことができたし、
子ども達の真面目に取り組む姿に感動したし、
子ども達の将来の展望や決意に、自分も頑張ろうと思えました。
そして、今、とても、不安の多いこの時期、
大人はいろいろ疲れています。
そんな中、子ども達の明るく、元気で、優しいところ。
そして、未来に向かって前向きに歩いている強さ。
僕たちは、PAOでいろいろなものを子ども達からもらいました。
ありがとうございました。
そして、みなさん、PAOにご参加ありがとうございました。