【受ける前】
仮面は制約が多いのでは?普段感情表現を顔に頼ってる面が多いので、動作に集中できそう。
【仮面インプロを受けて】
人の顔がもつインパクトは大きいと思った。それ自身にパワーがあるため、顔は近ければ近いほど印象に残りやすくなる。
フルマスクを被って特に感じたのは、仮面を被るとまずあるのは孤独。自分と向き合う時間。舞台で1番無力なのに、1番雄弁でインパクトがある矛盾した存在だなぁ…と。
「でも放っておいたらほかの演者や観客との関係が絶たれたままだから、どう関係を持つか考えなきゃ」と考える反面、「それってフックさんの言う無理に繰り出そうとしてるんじゃないの?」と思ったり。ここは未だ答えが出ず。
ただ、こちらで意味付や凝ったことをしなくてはならない訳では無いと改めて感じた。それは観る人に任せてしまわないと、本当の意味で演技に集中出来ないのではないか?と。
あっちから拾い、こっちから持ってきて…とやろうとしがちなので、ここは気をつけたい。
初めに考えていた動作に集中出来るというのは本当で、集中できると言うよりも、自分の動作により意識がいくという方が近いかもしれない。
私は普段は動作をないがしろにしてしまいがちらしく、だらしなく流れてしまっているとご指摘され気づくことが出来た。
稽古の中にあったbe bold とbe obviousは本当にインプロにおいて大切なエッセンスなのではと思った。
即興だから、堂々としていなければ失敗と写ってしまうし、何をしているか明らかでなければ観ている人には伝わりづらい。
次のまねきねこの稽古ではこの二つを特に意識してみて、またさよさんたちに意見を聞いてみたいと思った。