感情に任せて何も考えずに動くのは気持ちがいいし、とても演じてて楽。でもそれだけに任せると周りが見えなくなりがちなので、やっぱそこに観客がいる意識は忘れたくない。

感情が昂ったのなら、マンネリを感じたなら、方向転換せずに加速させる。そこを今回抑えてしまったのが少し残念。普段は私怒らないように、怒らないように、と水面下でコントロールしてるんだなあと気づいた。
いろんな感情があったけど、やっぱシンプルな方が伝わりやすい。例えば人が死んだ悲しみとか、純粋な楽しさとか。あと、演劇してる時は上野江奈の体裁は捨てる。今回それが上手く瞬間があってよかった。いつも肝心な時に上野江奈が邪魔をしてきて、えなの演技の集中力を削ぐから、どうしたものかと前から思っていた。「えな」が「大丈夫」と確信する時間をいかに早めるかが大事なのかも?今回コンタクトを使うことによってそのポイントがいつもより早く来たのかな?

というのが発見だった。