今日は、ねこたろうのオンラインレッスン。
子ども達の大好きなインプロ「ペーパーズ」を行ないました。

ペーパーズとは、こんなゲームです。

即興でお芝居をしている最中に、手を叩く

その合図で、紙に書かれたセリフが表示される。

そのセリフをすぐに声に出す。

そのセリフはそれまでのお話と全然関係ないことが多いが、
それまでのお話につなげていく。

全く予想のつかないお話になっていくので、
とても楽しいゲームです。

今日は、こんなことがありました。

表示されたカードには
「きみのアイディアはすごく良かった」
と書いてあります。

一人の参加者がこのように続けました。

きみのアイディアはすごく良かった。
木で時計を作るなんて。
しかし、もうそのアイディアは、今では古いんだよ。

僕は、これを聞いて「オモシロイ!」と思いました。

その子は、上のセリフの「良かった」という、過去形になっている部分に目を向け、
「昔は良かった」けど「今は良くない」と解釈したことが分かります。

そうすると、他の解釈もできそうですね。

じゃあ、
『アイディアは』
目を向けたらどうなる?

きみのアイディアはすごく良かった。
でも、言い方が良くなかったかな。

「アイディアは」「は」に目を向けると
「それはいいけど、他は良くない」という意味が浮かび上がってきます。

じゃあ、
相手が何人かいるとしたら
どうなる?

山田君。きみのアイディアはすごく良かった。
しかし、田中君、きみのアイディアはあまりよくなかったよ。

「きみの」に目を向けると
「他の人」が浮かび上がってきます。

このように、同じセリフなのに、違った解釈ができるというのは
脚本芝居の楽しみの一つです。

ペーパーズは、即興でお芝居をしながらも
短いセリフを使うことで
脚本のお芝居の練習にもなっているのです。

ねこたろうではこんなレッスンもやっています。
ちょっと、難しく感じる人もいるかもしれませんが、
こんな楽しみ方もあります。

こうやって楽しんでいるうちに
お芝居が上手くなっていくのです。