今日は第4期公演の木曜チームの初稽古、メンバーが増えて活気がありました。

今日のテーマは提案とフォーカス。

前回の公演でメンバーへプレゼントとして提案するというのは意識していたのだけど、フォーカスは意識すらできていなかったような気がする。

結局フォーカスがぶれるのは、目的や状況があいまいで、具体化が不十分なせいなんだろうな。
反省・・・。

シアタースポーツの稽古はインプロをするために必要な要素を一つ一つとりあげて、ゲーム形式でやっていく手法をとっていて、そのやり方は合理的だと思います。

何でも一緒だけれど、何かを身につけようと思ったら、漠然と練習するのではダメで、身につけようとすることを要素に分けて、その要素の一つ一つを必要なレベルまで引き上げるというアプローチが最も効率的。

ただ、問題は、稽古では、やれないといけない要素と、自分が何ができていて何ができていないのかは教えてもらえるけれど、どうすればできるようになるかについては個人の特性があって答えがないということ。

もちろん、ヒントはもらえるし、一回説明聞いたらできちゃうものもあるのだけれど、説明聞いても、すぐにできないことを、どうやったらできるようになるかは、自分で考えるなり、あるいはできるようになるまで訓練するしかありません。

上手くなるためには、一回一回の稽古でとりあげた要素について、自分ができているのかできていないのかを客観的に把握できるかが最初の一歩、そのためにもビデオはすごく重要だと思う。

実は・・そうやって、できない事を分析して克服するプロセスを考えるのは大好きなのです。コツコツ訓練するのも割と好きかも。進歩してる実感があればだけれど。

インプロはそう簡単にはできるようにはならないとは思いつつ、ちょっとだけ糸口つかめたかもと感じる瞬間とやっぱダメだと絶望する瞬間がまじりあい、そのスリル感がたまりません。