なんでインプロやってるのって?
面白いからに決まってるじゃん!・・・では説明にならないですね。

「具体的にしないと伝わらないよ」って言う指摘を稽古で受けたばかり。

というわけで、ちゃんと伝えられるように努力してみます。

1)演じられる!

日常ではあり得ない状況を、演技を通して「体験」できる開放感は麻薬的なもので一回やったら忘れる事は難しいんじゃないでしょうか。
お芝居やってる人の多くは、中毒患者ではないかと思ってます。

シアタースポーツでは与えられたテーマに沿って自由に設定を決めていけるので、より多彩な経験が可能です。

ただ短いシーンで深い感情の起伏を必要とする状況を作り出すには、それなりの技量が必要です。

出来たら楽しいに違いない。でも出来ないで葛藤中。

まだマイムや状況設定でつまづいてるので、コツコツ積み上げて、そっちは意識しないでも出来るようにしないと、うっかり普段の自分が出てきてしまって感情振り切る方へ繋がらない。

昨日の稽古ではちょこっと手応えあったかな。
・・自分も中毒患者になりかけです。

2)スリル

まだ自分はスリルを楽しめる境地には到達出来ていないのですが、先が見えない、何が起こるかわからない、「おいおいマジかよ」の極限状態を自分とメンバーのアイデアと技量でギリギリで乗り越え続けないといけません。

「もう無理〜」っていうくらいに追い込んで、「えええ、そう来るの?」って受け取って貰って感激したり、「こうしちゃるわ、どうだ〜」って決めゼリフで纏め上げようとして、感動的なエンディングにたどり着けるか、かっちょ悪い落ち(涙)で絶望するかは紙一重の真剣勝負。

波乗りに近い、ギリギリをすり抜けて、大波にのったり、落っこちたりのスリルがインプロの魅力だと思います。

長くなったので今日はここまで〜