吃音を持つ人は人口の約1%だそうです。
つまり100人に1人。
なのに、あまりそのような方を見かけませんね。
そう、吃音の人は、気づかれないように
声を潜めて生きているのです。
もっと自由に話したいと思う吃音の方が
自由に翼を広げて羽ばたくにはどうすればいいのでしょうか?
羽佐田竜二先生をお迎えして、吃音について学びました。

羽佐田竜二先生のプロフィール

1973年、西尾市生まれ。警察官勤務を経て、一念発起して言語聴覚士養成課程に入学。在学中に、 自分自身の吃音体験をベースとして、言語聴覚療法を背景とする独自の訓練方法を考案した。 卒業後、赫和会杉石病院(武豊町)で多くの吃音児者の臨床に従事。現在は、地下鉄東山線中村公園駅 付近に吃音専門の施設「つばさ吃音相談室」を開設し、代表も務めている。

参加者の感想

講座の感想

「みんなちがってみんないい」はみんなちがえばいいけど、一人だけなら「みんなと自分だけが違うから何も意味がない」という言葉が、胸にしみました。アレルギーの子や、障害をもった子にも当てはまると思います。心に留めていきたいと思います。(40代 女性 放課後児童支援員)

参加できて、良かったです!関わり方の方向(その子にきいていく)が、みつけられました。(40代 女性 支援員)

当事者である先生の具体的な話が聞けて分かりやすかったです。親という立場で想像する事しかできなかったので・・・役出てたいです。(40代 主婦)

講座を受けて、学んだこと、解決されたこと

年度変わりになるので次年度の学校への先生への対応を具体的に説明できそうでよかった。(40代 主婦)

吃音がある子の心理的なもの、何に困難を感じるのかを知ることができました。本人に確認するというのは目からウロコでした。(40代 女性 放課後児童支援員)

当事者として、言語聴覚士としてとても責任をもって向きあっていらっしゃり、簡単に向きあえる問題ではないということを改めて感じました。

小1年生でも、伝えてくれる女の子がいると知って、関わっていく時の力になりました。(40代 女性 支援員)

当事者の訴えを聞くことの重要性(40代 男性 ST)

先生が当事者ということで、その立場からの考えや意見が聞けたのが良かったです。(36才 女性 講師)

学校での伝え方など、本人の意見を重視していくことが大切だと分かりました。(42才 女性 主婦)

学んだことを職場や家庭でどう活かしていきますか?

環境調整についての話は、吃音のある子だけでなく全ての子にあてはまると感じました。プリントの内容を他のスタッフと共有して、保育に活かしていきたいです。(40代 女性 放課後児童支援員)

困ったときにあんな、おばさんが、いたなぁ、、、と思い出してもらえるように、関わっていきたい。(40代 女性 支援員)

「触れていいのかわからない」というのは私にもあったので、少しでも近付いて支援していけたらと思えるようになりました。(30代 女性 講師)