何回繰り返しても

本番と言うのはいいものです。
すべて楽しいで総括できるもの
ではないけれど
そこにはすべての場面が
これからの自分を作っていく
作っていてくれると言う
「確かな感触」がそこにあるから。

そこに来てくれた観客の皆様は
もちろん舞台を作ってくれた方々
とても有り難い差し入れを
いただいた方々、こういう時に
私たちは何も変わって
いなかったとしても
相変わらずな僕らで
あったとしても
暖かく見守ってくれている
人が常にいるのだと言うこと。

それを素直に皆が
いつも受け取り続けている
ことができればこの感覚は
ずっと残っていける。

何回繰り返しても

きっと私は今日の
シアタースポーツの場面を
さかのぼって
同じ場面に立てば、きっと
同じ選択をするだろうと思う。

今はそれでいいんだと思える。
それが今までの私を
作ってきたし、確かにそれは
自分の選択であったのだと。
そして、それが私なのだから。

インプロとは最終的に
自己肯定、他者承認に
行き着くのだなと思う。
その「流れているものに」
この長い時間を通して
実感として本当に
最後の最後の瞬間として
同じブルーオーシャンのチームの中で
共有する、少なくとも
私は共有できたと思える
思えた事は何よりの
宝物となりました。

そしてそれは同時に
本番までほとんど関わりが
なかった人たち
正直私は、そこまで皆んなと
言葉を交わしていたわけ
ではなかったのですが
「その人たちに対しても」
不思議なことに
チームに対するのと
同じような感覚を抱くのでした。

私は私でそれの意味するところは
多くの人と共有した記憶の塊が
あると言う事です。
私が私のありたいと思う事は
その記憶の塊をずっと
大切に取っておきたい
もっとこの「実感を」
伝えていきたいと
言い変えた方が「より」
近いのかもしれません。

繰り返すという事は
その瞬間瞬間は
何も変わっていない
ように思える。
けれども時間の経過の
助けをもらって
もう一度確かめるように
振り返ってみれば

そこにはほんの少しだけ
変わった私がいる。

その少しと言うのは
「あらゆる意味で」
豊かな可能性を秘めている
小さな歩なんだと思う。

ゆっくり前を見て
焦らなくていい。

今日こんなに大勢の人たちと
インプロについて
見てもらった感想を
いただけた事はとても
幸せな出来事でしたし

自分が背伸びしたとしても
届く所、届かない所は
あったのですが
その背伸びをした私たちを
いいね!と言って下さる事は
とてもとても暖かな気持ちに
させていただきました。

共に様々な思いで今日の日まで
向かってきた仲間に感謝です。

そして大部分の人がインプロとは
何なのだ?と言うところから
スタートして「その前提で」
見ていただけると言う
大変ぜいたくな舞台を
皆様に作っていただいた
ことに心より感謝いたします。

皆様がいて下さったからこそ
私たちはのびのび楽しみながら
学びそれをちょっとでも
伝えようとする体験を
させていただきました。

今日は皆様本当にありがとう
ございました😊
今後とも未熟な私たちですが
いろいろなところで
お会いできたり関わって
行けたりしたら
心から幸せに思います。