
インスタントトラブル の例
森に行こうと思って玄関のドアを開けると、クマが立っていて食べられた。
インスタントトラブル とは?
ストーリーの最初にいきなりアクシデントが起こることだよ。
いきなり、ステージを走り回ったり、ケンカしたり、戦ったりするよ。
だけど、お客さんは、キャラクターも関係も分からない状況でそれを見るので、いくらエキサイティングなシーンをしても、感情移入ができないんだ。
インスタントトラブルが起こる時の気持ち
インスタントトラブルは
「お客さんを楽しませなきゃ!」
「お客さんをシーンに引きつけなきゃ!」
って思うけど、自分にはそれをすることができないと思い
「お客さんがたいくつしたらどうしよう?」という恐れだったり
「どうせ自分にはお客さんを引きつけることなんてできない」
というネガティブな気持ちから生まれるよ。
なので、簡単にお客さんを引きつけることのできる「けんか」や「事件」を持ってくるよ。
どうやってインスタントトラブルを直していく?
インスタントトラブルが起こる時は、プラットフォームができていないことが多いよ。
まずは、プラットフォームを作ってみよう。
特に、ポジティブなプラットフォームを作るといいよ。
インスタントトラブルの使い方
インスタントトラブルは「お客さんの目を引きつける」という力があるよ。
ストーリーのはじめにアクションシーンのある映画もよくあるね。
でも、そのまま続くんじゃなくて、だいたいは
「なぜその戦いが起こったのか?」
「主人公の平和な日常の様子」
などが描かれるよ。
まず、お客さんの興味を引いておいてから、ゆっくりとストーリーを作っていくんだ。
路上パフォーマンスで通行人の注意を引き付ける時にも、インスタントトラブルがいいみたい。