講師の仲野雄一より
「ねんどセラピー」の講師の仲野雄一です。
ねんどセラピーについていくつか書いておきますね。
ねんどセラピーとは何かというと、
簡単に言えば、ねんどで何か作って楽しむ会。
ねんどで何か作って楽しむことが心にいいよってことです。
・・・
ねんどやったことあります?
たぶん、普段ねんどでなにか作るという人はあまりいないのではないかと思います。
アートといえば、絵を描いたり、歌を歌ったり、楽器を演奏したり、踊ったり、いろいろありますが、ねんどはなかなかマイナーですね。
ちっちゃい時、保育園とか幼稚園の時にねんどで遊んだりとか
小学生の時の図工の時間にねんどで何か作ったりとか、
そのくらいでしょうか?
僕はというと、とても小さい頃から・・・
記憶はありませんが、親が言うには2歳くらいからねんどで遊んでいたそうです。
僕はあまりおもちゃを買ってもらったことがなく、
その代わりに家には、図鑑と、紙と、クレヨンやペンなどの書くものと、ねんどがあり、それが遊び道具でした。
ほしいものは大体自分で作りました。絵を描いたり、紙を切って工作したり、ねんどで作ったり。
特にねんどはイメージしたものがすぐに形にできるから好きでした。
小さい頃はねんどをさわり過ぎて、手が荒れて、指の皮がめくれて、親に止められてもやめることができなかったらしいです。
母親が言うには、幼稚園の先生に「ゆういちくんのねんどはすごいですね。生きてるみたいですね。」と言われていたらしいです。
今の僕が生きてるみたいに作れるのかどうかは疑問ですが、きっと何も考えず、ただ好きなものを作れていた子どもの頃はできたのかもしれません。
そういう意味では今よりよっぽど上手かったのでしょう。
大人になった今でも、時々、考えがまとまらない時、モヤモヤした時、思考に支配されて感性を取り戻したい時、ねんどをします。
そうすると、不思議と考えがまとまり、落ち着き、そして頭が冴え、やる気が出てきます。
こんな風に、僕はねんどと結構友達です。
ねんどで楽しむことも、結構得意です。
どうねんどで楽しめばいいかを、とても分かっています。
ねんどセラピーを含む、「アートセラピー」では、アートでセラピーをするわけですが、アートつまり「表現」する時にとても大切なのは、「上手にやろうとしないこと」「楽しむこと」です。
下手くそでよくて、いい作品、素晴らしい作品を作ろうとしない方がいいです。芸術作品を作るのが目的ではなく、自分の心につながることが目的だからです。
自分の心に繋がるためには、思考を働かせないようにしたいのです。
いつも頭を使って考えて考えてばかりしている人が、
考えることから、フッと離れることができる場所がほしい。
それがねんどセラピーの場です。
頭を使わずに、ねんどに没頭することで潜在意識に繋がることができます。
しっかり「楽しむ」ことにより、潜在意識に繋がります。
いつも頭で考えてばかりで顕在意識の少ない部分だけでがんばっても全く気付けなかったことに、ふと気づくことができるのです。
なので「楽しむ」ことがとても大事です。
でも「楽しむ」ということを本当に分かっていて、本当に楽しめている人ってとても少なく感じます。楽しむって難しいのです。
さらに、手先が不器用とか、芸術に苦手意識があると
「きちんとつくらなきゃ。」
「下手だとバカにされる。」
とかいろいろ考えて楽しむどころではないかもしれません。
そこでねんどの友達であるゆういちの出番です。
苦手意識がある人たちでも、楽しむことができる場を作れます。
僕がいるとなぜか、上手いとか下手とか気にせず楽しむことができるみたいです。
ねんどセラピーはどんなふうに進むかというと・・・
みなさんにカラーねんどとねんどボードを事前にお渡ししておきます。
当日、Zoomで参加者が集まります。今回は8名までです。
僕が簡単に説明し、そして各自でねんどで何かを作ります。
僕もみなさんと同じ場でねんどを作っています。
何か作品ができたら飾ってもいいし、
写真を撮ってもいいし、
つぶしてまた作ってもいいです。
時々、僕が何かを指示することもあるし、
軽くカウンセリングをすることもあります。
参加者同士でお互いの作品を見て感想を言ったりすることもあります。
でもそれはカリキュラムが決まっているわけではなく、
僕が即興的に決めて進めていきます。
「その時気になっていることをイメージしながら作って」と言うこともあれば、「ただ手が動くのに任せて作ってみよう。」とか言うこともあります。
その場のみなさんの様子を見て、一番良さそうなものがピンときて、それをやることになります。
もし、その時、何作ったらいいか分からないとか、上手くできなくて困っているとか、どうしたらいいか分からないとかなっても、たぶん僕が少し声をかけたら作れるようになると思います。
他の参加者の前で恥をかくようなことはさせませんので安心です。
そして、そんな状態で作るので、結果的にいい作品が生まれると思います。
ねんどセラピーとは?
ねんどの講座は「ねんどセラピー」という手法を使っています。
ねんどセラピーとは?(↓画像をクリックして詳しく見る)
講座詳細
日時 | 10/4、11/22、12/6(日) 10:00~12:00 |
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対象 | 小学4年生~高校3年生 |
料金 | 無料 |
特典 | 開催日までに郵送が間に合いそうな方には、粘土と粘土板をプレゼント! |