前の稽古の時にさよさんが

エネルギーについて
ゆういちさんに質問していたこと
「自分自身はエネルギーが
高いと思っている。
一緒に演じる相手が
エネルギーが低い時は
どうしたらいいのか?」

その時の答えは
エネルギーを下げて
相手に合わせること
でした。私はその下げたエネルギー
はもったいないなと思いました。
それをもっと生かす方法はないのか⁉

今日私の大好きなサックス漫画
「ブルージャイアント」
を読みました(*゚▽゚*)

…殆どの人はわからないと
思いますね( ̄▽ ̄;)ごめんなさい

その中で新しいキャラクターとして
ラファエルと言う凄腕のドラマー
が出てきました。

出てくる演者はそれぞれ
とても一流のプレイヤーなのですが
息を合わせると言うところに置いて
とても苦労しています(´・ω・)

満を持してのラファエル登場です‼

正確無比なリズムを刻み
それぞれの演奏をよく聞き
それを短時間で理解していく
そしてリズムを使ってメンバーの
スピードや音量の調整をし
1つにまとめていく。

そして全ての観客を
驚かせるような演奏ができたのです。

そしていつもより長い時間
演奏したプレイヤーの感想は
「いつもより疲れがない(*゚▽゚*)」

漫画の中での話ですが、
これは演劇にも通じるところが
あると思うのです。

1人の突出したエネルギーは
その落差が激しいので
観客の間とも
他のメンバーとの間とも
隔たりができる。

その人だけ別世界に思える。

こうなってしまっては
演者に観客は感情移入する
ことができません。
だからエネルギーが高い人が
下げると言う行為も1つの手ですが

ドラマー的な存在
周りをよく見て、聞いて、理解し
その相手の色や音を感じて
その表現方法に少し
働きかけることで変化を引き出し
すべての演者を生かすこと

全員がどこまででも演じられる
演じていたいと思えるような
空気感を作り出すこと。

私たちのチームは
稽古日がバラバラで
全員集まれる日が
本番の日まで
ほとんど1日もないため

気を合わせる
呼吸を合わせると言う作業は
一緒にはなかなかできません。

そこは想像力によって
補っていこう‼(*^o^*)

それぞれのメンバーの色や音を
想像すると言う事。