公演レポート【秘密の窓編】

午前中にめっちゃいきおいこんで書いていたのに、間違って消して少々発狂した、まねきねこ☆さよです。


「盲点の窓編」ふりかえり

1【オープニング】

私やらかしました。ダンスのフォーメーションなど、間違えまくりました。
私が我が物顔でセンターに居座ったため、両脇のゆういち&ひもりんが私に合わせようと必死で走りまわっていました。
この様子が楽しかったお客様もいるようですが、私としても申し訳ない気持ちでいっぱい・・・げっそりあせあせ(飛び散る汗)
打ち上げのときに謝ったら、快く笑ってすませてくれました。

しかし、間違っている私のほうが合っている様に見えて、完璧に覚えている二人のほうが間違ってみえちゃうのって、芝居といっしょだよなー。


2【song】
秘密の窓編のときは、よん・COA・さよで、さも歌が上手そうな感じで仕上がりました。お客様からいただいたタイトルは「シークレット」。
最後もハモもっちゃったりなんかして。

盲点の窓編では、よん・ひもりん・さよ。タイトルは「弱点」。
いやー、これがひどかった。
リズムもとれないし、音痴だし、あっというまに終わるし、最後も不協和音だし。
でもね、何だか楽しかったんだよね。
何だか三人で精一杯協力し、面白がってた気がします。
お客さん的には・・・だったかも。


3【名作1分】
いただいたタイトルは「白雪姫」。
始めに一分で白雪姫をし、そのあと、お客様からキャスティングの変更をしていただきます。盲点編なので、どの役者がどの役がいいのかをお客様から見てもらう、ということで。

白雪姫:さくら
王子:よん
まま母:山本
その他は小人や鏡に。

さくらも山本も、しっかり丁寧にお芝居していて、とてもよかったなーと思います。早口などではなく、しっかりやる、それがまねきねこ☆でいつも練習している名作1分なのですが、それを体言したようです。

それで、かなり笑えたのが「よん王子」。
本人は馬で軽やかにやってきて、ヒラリと降りたつもり。
外から見た姿は、コミカルにやってきて、飛び降りようとしたらコケた感じ、なのに、顔はめっちゃかっこいいキメ顔。
いやー、笑いをこらえるのがちょっと大変でした。
本人曰く「あー、もっと体(マイム)鍛えるー」とのこと!!
私もがんばろっと。



4【泥棒】
雷鳴とともに暗転、懐中電灯を持ったゆういち司会が説明し始めます。
舞台に簡単な部屋を作り、その中にお客様が入って、小物の場所を変えたり、財布や棒を隠します。
泥棒と家主をお客様に決めてもらい、二人はアイマスクをして部屋に入ります。
サイフを持って部屋を出るか、棒で相手をたたけば勝ち!

1・さくらと山本
これは、あっという間にさくらがサイフを持って部屋から脱出。
山本は終了のベルを聞いて「うそー!!」と雄たけび。

2・よんとひもりん
さっきの組があっさり終わったので、お客様も念入りに物を動かしたり隠したり。
始まってすぐによんさんがまっすぐサイフが隠してあるゴミ箱タワーをひっくり返しサイフをかすめる。なのに気付かずスルー。
ひもりんは、箒の柄に刺さった棒を何度も触るが、箒だと思いスルー。
結果は、ひもりんがサイフを持って脱出。

お客様はとても楽しんでくださったようです。
3分たったら、パトカー・サイレンなどが活躍する予定だったので、それはまたいつかお披露目したいと思います。


【ゆういちのコメント】
このゲーム、外側に向かう演技をすればするほど、つまらなくなります。
怖がったり、困ったりする演技を表面的にしても、
お客さんは本当か嘘かはすぐ見破ってしまいます。
本当に感じていることとの違いはばれてしまいます。

何もしていない自分を信じることができるかどうか。
舞台上でただ存在することは、難しいなあと思います。

何かをしていないと不安になる。
自分で自分の価値を認められないと、
他人に認められるための言動で不安を埋めようとする。

「あなたは、何もしなくても、そこにいていいんだよ。」

もしもそう言ってくれたら、そこにそのままいられるかもしれませんが。

盲点を信じることができたら、
暗闇の中、何も見えなくなったとき、
それは勇気につながるかもしれません。


5【タイプライター】
これまた珍しい組み合わせで行いました。
タイプライター:さよ
プレイヤー:ゆういち・山本(この二人の組み合わせはレアです)

秘密編は、さよの思っていることを話へ。
盲点編は、プレイヤーが気付かずにしているクセなどを拾って話を進めました。

私としては、真面目にクセを拾い、それに意味づけをしてオファーを出していきました。
ゆういちもそれを受け取り、話を進めています。
山本は、それをどんどん無くしたり、飽きたり、忘れたりしていきます。

そうしているうちに、私は生まれたアイデアもお客様が納得できるように終わらせていけば、全部を正当化しなくてもいいのかな、と思うようになりました。

私はお客様の代弁者であり、プレイヤーの解説者となりました。

熊:山本、男の子:ゆういち。
結果的には、川でとった魚を、気持ち悪くベロベロなめる話になりましたが、とても楽しそうだったのでよかったのかなと思います。



歌謡ショー

6【歌謡ショー(盲点でSHOW)】



1・「残酷な天使のテーゼ」よんとさくら、ひもりん、COA、さよ
急遽決まった演目でした。
さよ「よんさん、エヴァ歌ったらいいじゃん」
よん「ケーブルにこのコンセントどうかな」
さよ「台本書いたから、コーラス隊つけよう」
といった具合に決まりました。

衣装はよんさんが黒のピタピタ服を用意してくれ、ゆういちさんが養生テープでエヴァの柄をデザインしました。

よんさんは「綾波風」の髪型を作ってくれたのですが、
さよ「よんさんは綾波じゃなくて、エヴァなんだよ」と話し、エヴァとなりました。

コーラスのさくらがとてもいい味を出してくれ、面白くなりました。
ひもりんも愉快でした。

私はといえば、透明傘でATフィールド作ったり、暴走やカウントダウンのボードを出したりと楽しめました。


2・「Vanilla」ゆういちとじぎー・山本・お客様



なかなか卑猥な感じに出来上がり、お客様からの反応も大絶賛から大ヒンシュクまで、幅広い感想を頂きました。

私としては、めっちゃおもろかった。
くだらないことに見えることを、大人の男たちが一生懸命?練習している姿も愉快だったよ!

「不愉快」とおっしゃっていたお客様、申し訳ございませんでした。


3・さよの一人芝居
これは、また改めて文章に起こしたいと思います。
私の芝居を見て、途中で具合が悪くなり退場し、受付でお話されていた方がいるそうです。

後半のインプロ

7【パーティエンダウメント】

よん→おしとやかな人
ひもりん→危険な人
さよ→高慢な人

こんな感じでお客様に決めていただき、私たちは自分のがわからないまま、相手にエンダウメントしながらストーリーを進め、最終的には自分のを当てるゲームです。

自分的に気に入っているのは、よんさんに「綾小路さま」という名前をつけたことかな。
結局私は「意地悪な人」と勘違いしました。
あと、ひもりんにもうまくエンダウメントできずに「獰猛な人」と勘違いさせちゃった、エヘ!


8【クセタウン】

これはリトルタウン形式。お客様にそれぞれのプレイヤーにクセをつけてもらいました。そのクセをする身体から感じるキャラクターを各自作っていきます。

よん→思いついた時に人差し指を立てる
さよ→怒った時に、田舎チョキになる
山本→先端がくると、それを掴む、挟む

いやー、難しい設定になりました。
なぜなら、クセをずっと続けることでキャラクターを作るゲームなのですが、○○の時に、という限定がついてしまったことで、それ以外のところを自分で作らなきゃだからです。

モノローグからはじめ、相手のアイデアをもらったり、活かしあいながら無事最後までできたことは、とてもうれしいと思います。

いいチームができていたんだな、と感じています。


盲点というなかなか難しいテーマで構成を組み立てたゆういちさんは、大変だったろうな、なんて思ったりもしますが、私としては、とても大きな気付きを得られるテーマだったと思います。


さよの一人芝居について



まねきねこ☆さよです。

さて、「ジョハリの窓」の総括も、これで最後かな?

日曜日「盲点の窓編」で行った、さよの一人芝居について。


これはもともと、秘密の窓編でしたいと思っていた演目でした。
亡くなった相方とのこと、そしてそこから一歩踏み出せるとこまでを芝居にできたらいいな、と思っていたのです。

しかし、これが結構難しく、苦しく、進まず、
「あー、今回はする時期じゃなかったってことなんだな」
と思って、ボツにした話だったのです。

でも、急遽本番10日ほど前に日曜日の出し物を考えなきゃいけなくなったとき、私の中に「盲点」という観点が生まれました。

心理学の学校で学び始めて一年半。
それらの気づきや、以前の記憶などがよみがえってきて、
「今ここ」でしかできないものが、「今ここ」にあると思ったのです。

そこからは、速かったのか遅かったのかはわかりません。

一晩で台本を書き上げ、挿入歌を聴き続けました。

今思えば「今回はやらない」と決めながらも、テーマにしていた曲はいつも聴いていたんですよね。
ずっと、やりたいと思い続けていたのかもしれません。


水曜日にやることを宣言し、木曜日に台本を書き上げ、金曜日の稽古で説明しました。
説明しただけで、私の今までを知っている団員は泣いていました。

日曜日の最後の通し稽古で、私は始めて芝居として立って行ったのですが、情けないことに、途中で真っ白になり、苦しくて、声がでなくなり、まともに表現することができませんでした。

正直焦りました。
これじゃあ、板の上に乗せられないと思いました。

とにかく、一度消化して、内向きの感情でお客様の前で泣くのではなく、
見てくださっている人に伝えられる形にしなくては、と考えました。


そうこうしているうちに、本番の日曜日です。
明かり合わせ込みでの最後の通し。
何とか声がしっかり出せるところまでは行きましたが、台本は放せませんでした。
覚えている、覚えていないの問題ではなかったと、今は思っています。

台本を持っていればお芝居として何とかできるが、台本を放すと生の感情だけになってしまうのではないかという恐怖があったように思います。




私は前の晩、家で練習をしていました。
その時、
「終わりのあたりにフリーの場所を作ろう!」
と思いました。

これをお客様の前で公演できたとき、きっとその時そこで感じる事があるはずだ、と考えたからです。
お客様の前で、
「ここからは台本を書いていません」
とお話したのは、本当のことです。




本番を向かえ、私はとても緊張していました。
もともとあがり症な私ですが、それとはまた違った緊張感だったように思います。


不思議な感覚でした。
手紙を読み終え、最後の曲が流れてからの景色が、いつもと違って見えたのです。

客席に入っていくとき、ちょうどそこの歌詞が私の気持ちとリンクしていたので歌おうと思っていました。

でも、照らされた花道に差し掛かった時、
まるで、
照明が「未来の希望」のように思え、
階段が「自分の歩く道、困難、障害」のように自然とみえてきました。

私はただただ、一歩ずつ一生懸命上りました。
その明かりに向かって。


フリーにしていた部分も、正直なその時の「今ここ」の私でお話できたように思います。


この話の続きは、DJさよが言った様に「開放でSHOW」でお話できたらいいな、と本当に思っています。
その時用の曲も用意してあります。

この作品にGOを出してくれた演出に感謝をしています。
自分たちも忙しいはずなのに、私に時間と、安らぎを与え、支えてくれたまねきねこ☆メンバーにも、本当に感謝しています。

そして、じっと私の話に耳を傾けてくださったお客様、本当にありがとうございました。


++++++++++++++++++++++++++++++++++

【ここから裏話】

裏かどうかは分かりませんが、雑記を少々。

・私が花道を登っていくとき、私を見ようと後ろを向くお客様と、じっと下を見ているお客様に分かれていたのが印象的でした。

・私の芝居を見て具合が悪くなり、いったん退場し受付で歓談なさったお客様がいらっしゃいました。この場をお借りして、お詫び申し上げます。

・前の演目が、ゆういち・じぎー・山本の卑猥な出し物でしたw。
その時撒き散らしたティッシュが、めちゃめちゃいいところ(センター前明かりの中)に一枚落ちたままでした。
どしょっぱの、私が相方の遺体に初対面するシーンでした。

いやー、ずっと置いておくとかっこ悪いし、お客様も気になる人がでてくるよなー、と思い、「あちゃー」となりました。
なので、頃合をみて、そのティッシュを拾い、おもむろに鼻を噛んでみました。
舞台の上で、どセンターで鼻を噛むのはどうかな、と思ったけど、まあ、悔いはありません。

・まねきねこ☆では、終わった後に色紙書きの儀式?があるのですが、そこで山本がたくさんのハートを書いてくれました。
気持ち悪い!と叫ぶ人もいる中、不覚にも涙した私は、やはりこの日頑張ったんだなーと思いました。


++++++++++++++++++++++++++++++++++

この公演が終わって、少し変わったことがあります。
むやみやたらに食べていた私の食欲が、人並みになってきたことです。
胃ではなく、心が渇々だったってことかなって思っています。

また、自分の思い通りに行かないことに関しても、何故か寛容です。
短気な私にしては、結構な変わりようだと思っています。


団員になったばかりのCOAが退団しました。
彼女にはいろいろな気付きを与えてもらいました。

新たに入団したいと言ってくださる方が数名いらっしゃっています。
とてもうれしいことです。

ゆういちのふりかえり「Vanilla/さよの一人芝居」

【Vanilla】
この日の歌謡ショーは、面白いという人もいれば
最低だという人もいて、
そのへんが、やっとまねきねこ☆らしくなってきたかと思います。

【ゆういちの歌】
名古屋の公演では毎回やっている、歌の最中にお客さんをステージに上げて、お客さんと絡むというもの。アンケートに不愉快だと書かれました。
そりゃあれは不愉快だ。特に女性にとってはそうです。
今までそう書かれなかったのが不思議です。

ギターの山本とじぎーとで話しているうちに、男子高校生のノリになり
かなり低俗なものができました。
これで僕から気持ちが離れていったお客さんもいると思います。

土日とも、他のメンバーが「ゆういちさんはあんな人なんですか?」と、
聞かれていたそうですが、そう聞かれるということは、そう思われていなかったからということ。

そういう人には見せなかった、でも自分の中には明らかに存在する姿、気持ち、考えを見せていくのが、今回の僕のテーマだったのかもしれません。

人に好かれること。
人に嫌われること。
どちらも僕の中で止めています。
僕の中にそれに対する恐怖があります。
嫌われないようにするし、好かれないようにしている。

「好かれること、嫌われることを恐れない。」
枠から一歩出れていたらいいと思います。


【さよの一人芝居】
歌謡ショーは、「秘密」「盲点」それぞれのテーマだけで各自が作品を作ってきます。で、やりたい人がやる。僕がやれって言うわけではありません。
メンバーが自発的に作ってきた作品を見て、僕がその中から選びます。

さよの作品は本番直前まで完成してしていなかったのですが、
僕はOKを出しました。

「今の自分だからできること」という価値があると思いました。
人は日々変わっていく。
今だから感じることができるもの、
そして、それを作品にすることを選択できたことに
価値があると思いました。

これも評価が分かれたようです。
途中で気持ち悪くなって外に出て行く人もいました。
生の感情がしんどかったそうです。


2日間通して。

やっと、無難な万人受けするものではなく、
偏った、好みの分かれる公演ができて、
まねきねこ☆らしくなってきました。

ゆういちも「そんな人だったんですか?」と言われますが
そんな人じゃなきゃ、こんなまねきねこ☆はやってません。

「インプロを見に来た。」
という人には、まねきねこ☆はたぶん向かないんだろうなぁ。

「まねきねこ☆を見に来た。」
という人だけが今後お客さんとして残っていくことになるのでしょう。
マニアックなお客さんばかりが。


今回の公演は、2日間とも、「自分」を使って作品を作ることで
自分であることを認めるという作業をしてきたように思います。
ありのままの自分を、相手を認めること。

そして、こんな欠けたところだらけの僕たちを
認めてくれるお客様がいるということが嬉しいことです。

おまけ

明日はこどもインプロ・おやこインプロの予定が、台風が来るということで中止に。

ちょっとがっかりな、まねきねこ☆さよです!


体調がいまいちで、インターン聴講をお休みしました。

家で、ジョハリの振り返りレポートを書きました。

まねきねこ☆では、毎回書くのです。



さて、カメラマンのじまこさんが今回の公演もいっぱい写真を撮ってくれましたカメラアップ

じまこさんがいると、撮影だけじゃなく色々いつの間にかしてくれているので、まねきねこ☆のお守りのような人です。

じまこさん、ステキきゃーラブラブ



集合写真。ゆういち主宰、ハブタイのままで残念賞。


アンケートはいろいろな気付きを私に与えてくれました。
本当にありがとうございます。

今回、回収率もめちゃめちゃ高く、しかもいっぱい書いてくれていたので、
幸せです。ありがたいです。
お友達同士の褒め合いみたいのも感じられず、素直なお客様の声が聴けたような気がします。



本当に本当にありがとうございました。
差し入れも、美味しくいただいております。



けい★ゆすらさんからの差し入れ!美味しく打ち上げでいただきました♪

ゆすらさんがご自身で彫ったんですよ♪スゴスギル!



みなさんの暖かい応援が、私を、他のメンバーを笑顔にしてくれました。

これからも、まねきねこ☆をよろしくお願いいたします。




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